2022ワールドカップから学んだマインド
1か月に渡って行われたワールドカップ
が終わりました。
決勝戦、凄まじかったですね。メッシ選手
のPKで先制、ディ・マリア選手の追加点。
前半終了してアルゼンチンが2-0でリード。
対するフランスは後半20分までシュートが
なんとゼロ。けが人続出で中3日というア
ルゼンチンより1日少ない日程などもあり
チーム全体的に動きが鈍いように感じました。
これはアルゼンチンの勝ちであっさりと
終わるかなと思っていると
後半35分、36分とエムバペ選手が立て続け
にゴール。ここから明らかに流れが変わり
フランスのペースに。
結局2-2のまま延長に、メッシ選手の執念
のゴールの後エムバペも負けじとゴール。
3-3のままPK戦でアルゼンチンが勝ちました。
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— Frank Khalid (@FrankKhalidUK) December 20, 2022
デシャン監督、スカローニ監督の駆け引き
や選手の執念など、決勝戦だけでも学ぶ
ところは沢山ありますが、今大会を通じて
学ぶべきところは色々とありました。
その学ぶべきマインドは超一流の選手や
監督の行いです。その学ぶべきマインド
はどういうところなのか、一般人がどう
日常で活かせるのかを考えてみたいと
思います。
最後まで諦めない
スペイン戦三笘折り返し真上から
— Out Of Context Football (@nocontextfooty) December 1, 2022
誰もが興奮したスペイン戦での田中選手の
ゴール。ゴールラインギリギリ1.88mmから
の三笘選手の折り返しが話題になりました。
追いつくか微妙なところで諦めたかった
三笘選手が注目されますが、その前でスラ
イディングしていたのは前田選手、彼も
三笘選手と並走して諦めていませんでした
それに対してスペインのロドリ選手は
ボールが一旦外に出たと思って一瞬ですが
プレーを止めて審判にアピールしています。
その一瞬のスキがあったので田中選手が
ボールに詰める事ができたのです。
最後まで諦めなかった執念のゴールです
そのほかの試合でも、予選リーグでは韓国
がポルトガル戦のアディショナルタイムで
ゴールを決めて決勝トーナメント進出を決めたり
負けはしましたが、準々決勝ではオランダ
がアディショナルタイムにフリーキックで
追いついたりと最後まで諦めない執念が
見られました。
諦めたらそこで試合終了です。決まるまで
諦めない執念、人生では大事ですよね。
最初から諦めない
今回のワールドカップで日本代表の予選
リーグ突破を予想した人はいたでしょうか
格下のコスタリカだに勝って、1勝1敗1分で
予選突破してほしいと言うのが大半の人の
人の希望でした。
ところが、そのコスタリカだけに負ける、
そして格上のドイツ、スペインに勝って
首位で予選リーグ突破という希望以上の
結果を日本代表は出してくれました。
キャプテンの吉田麻也選手の
「俺たちは4年半この日のためにやってきた」
最初からどころかずっと諦めていないこの
言葉は胸に響くものがありました。
今大会はサウジアラビアが優勝したアル
ゼンチンに勝ったり、モロッコがベスト4
まで勝ち上がったり予想を大きく裏切る
躍進が大会を盛り上げてくれました。
最初から諦めがちな事は多いですが、結果
が出るまで諦めない精神の大切さを今回の
ワールドカップは教えてくれました。
変更点を頭に入れる
今回のワールドカップではルールに変更が
加えらました。それにより試合の展開が
大きく変わる事も多かったです。
登録者数が23→26人に
11月から12月にかけて行われる異例の日程
となることや、新型コロナウイルスの感染
者が出た場合などを考慮しての変更です。
これによりベンチ入りしたけれども試合に
出れない選手も多くなり、そうした選手の
モチベーション維持も必要になりました。
日本代表は試合に出られなかった選手も
いたのですが、それらの選手も含めて
誰が出ても戦う体制にある
と森保監督が宣言していた通りにチーム
一丸となり戦っていました。
交代選手が3人→5人に
交代できる選手が5人まで増えました。
延長になった場合はさらに1人増えて
6人までとなります。
これも暑さなどを考慮した結果ですが、
交代回数はハーフタイムを除いて3回と決
められているので、最大人数変更するには
1回は2人同時に代える必要があるので戦略
にも影響しました。
決勝でもフランスのデシャン監督は前半と
後半に2人同時交代をしています。
(後半選手交代直後に2得点と交代枠を
うまく利用していました)
オフサイドのルール変更
あまり知られていませんが、今大会前の
2022年7月からでオフサイドのルールが
大きく変更になっています
それまでは、攻撃側の選手の身体が一部
でも(ハンドとなる部分は除く)オフサ
イドラインより前に出ていればオフサイド
であったのが
攻撃側の選手の身体が一部でも(ハンドと
なる部分は除く)オフサイドラインより後
ろに残っていればオフサイドとはならない
に変更されました。ルール改正前よりも
身体を前に出せるようになったので、得点
しやすくなったのです。
結果は大会記録の172得点となり、各国が
ルール変更にきちんと対応して準備をした
結果だと思われます。
その他VARなど
VARの導入がさらに進化しました。オフサ
イドの判定は立体的に表示されるように
なり、三笘選手の折り返しはセンサーで
ミリ単位で表示し、PKの時の過去のデータ
(成功と失敗のコース)が表示されました
審判が見ていない所での反則なども細かく
チェックされるようになり、ゴール前での
攻防にも変化がありました。
以前は頻発していた足を踏む、ユニホーム
を強く引っ張るなどの悪質な行為は激減し
ました。
すぐに決めつけない
日本代表がクロアチア戦に負けた後、PKを
巡って議論になりました。
日本代表はPKの練習と準備をしていない
という声が上がりネット上では森保監督や
選手にまで批判が殺到する始末。
ただ翌日にスペインがPK戦で一人も決めら
れず敗退し、ルイスエンリケ監督が選手達
にPK1000本の練習を課していた事が伝えら
れると
日本代表は練習していない訳じゃないとい
いう空気が一気に広がり、選手や監督を責
める声も無くなって行きました。
負けて悔しいのはあるけど、すぐに責任を
決めつけて責める怖さを思い知りました。
人は失敗や絶望する時に誰かのせいにして
心を安定させる事があります。ただし真実
を知らないうちに犯人扱いしたり、誹謗中
傷するのは何も解決していないどころか
被害者を生み出してしまいます。
原因が不明な時に人は不安になり誰かを
スケープゴートにしてしまいます。この
傾向を肝に念じて万が一の時に自分がそ
のように行動しないように心がけておき
ましょう。
目標を持つ
日本代表の今回の目標はベスト8以上でし
た。これを常に言い続けてあと一歩及び
ませんでしたが素晴らしい戦いをみせてく
れました。
予選リーグ突破さえ無理という声を黙らせ
る試合とマインドに日本中が感動しました
振り返ると2010年の南アフリカ大会の時は
目標はベスト4。当時は今よりチーム状況が
悪い中で戦術を代えて見事ベスト16に。
日本代表が世界で戦えるきっかけとなった
大会になりました。
優勝したアルゼンチンはメッシ選手が
最後のワールドカップになるから絶対優勝
したいと発言し続け、世間をも味方にして
優勝しました。(日本でも本田選手を筆頭
にアルゼンチン応援している人多かったです)
目標が明確だと人は動く証拠です。
まとめ
非常に盛り上がったワールドカップですが
マインド的にも学ぶ事が沢山でした。
今回あげたように様々な角度からみていく
事によって、自分たちの生きていく上での
マインドを今一度セットしてみてはいかが
でしょうか。
これで色々と復習してみるのもいいですね
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