マイナンバー問題報道から考える、情報を正しく理解するということ
先日歯医者に行った時マイナンバーカード
を使用して手続きしました。顔認証で一瞬
で認識され、当然保険証は不要。
診察券も一緒に認識してくれれば便利だな
と思いつつも、運転免許証にスマホ認証と
機能拡大が予定されていますが、世間から
は反対の声も・・・
・ハッキングや内部者による情報漏えいで
プライバシーが侵害される!!
・国や自治体などの中央データベースから
個人情報を悪用されるのでは?
・13万件の誤登録!他人名義に登録も!
などなど不安を煽るような報道が目立ちま
すが、本当のところはどうなんでしょうか?
マスコミの数字マジックに騙されるな!
「マイナ給付、本人以外の口座登録13万件」
この見出しを見た時
え!マイナンバーカード大丈夫?
と一瞬思うのが普通かもしれません。
だけどよく考えてみてください。
マイナンバーの口座登録数は5400万件
そのうちの13万件なので0.2%
間違いはいけないが、手動入力で人為的な
ミスは絶対に起こる。
「誤登録も続出!」
とあったので、記事をよく見てみると
件数は748件なので全体の0.001%
13万件よりインパクトが少ないのであえて
文字で「誤登録」のみを強調しています。
A.タウリン1000ミリグラム配合
B.タウリン1g配合
A.レタス1個分の食物繊維
B.3.3g相当の食物繊維
A.100万人が愛用してます
B.日本人の0.8%が愛用
上記AとBの数字はすべて同じ事を異なる
表現で書いただけです。
基本マスコミはミスを大きく報道し
印象操作を使います。
もちろんミスはいけない事なのですが
表面上だけの数字や印象を鵜呑みにする
と真実がぼやけてしまいます
マスコミは注目される事が使命だと思って
いるので、真実より注目を強調して報道
します。
このような報道の結果として
マイナンバー制度を事実以上に危険視して
いる傾向があるように思います。
情報を分からないままほっておくと
情報をわからないままにしておくとどう
なるでしょうか?
分からないままにしておくということは
いざ何かの判断が必要になった時に誰かの
情報源を信じきることになります。
その誰かに悪意があったらどうなるでしょうか?
儲け話を教えてあげると言って
あなたからお金を奪います
自分の話を信じるように促して
誰かを攻撃するように仕向けます
上記のような場合は被害にあうか
犯罪者になる可能性すらあります。
もしかしたら、自分は大丈夫と思っている
かもしれませんが、信頼していた人から
お金を取られた話はそこら中で聞きますし、
国レベルで何かを悪だと決めつけて戦争
まで行く話は歴史上多数あります。
個人から団体まで、情報について何も考
えないといつのまにか間違った道を歩んで
いるかもしれません
結局マイナンバーはどう考えるべき
話をマイナンバーに戻しましょう。
考えてみてください。
マイナンバーカードとクレジットカード
紛失した時に困るのはどっちですか?
すぐに悪用されるのは
間違いなくクレジットカード
すぐに買い物されてしまいます。
顔写真があるので、マイナンバーカード
だけではすぐに悪用できません。
すぐに悪用できなければ犯罪に使われる
可能性は低くなります。
紛失・盗難によるマイナンバーカードの
一時利用停止は、電話で24時間365日体制
で受け付けています
(フリーダイヤル:0120-95-0178)
また、マイナンバー反対の人に理由を聞く
と情報が漏れるのが心配との声が多くあり
ます。
まず、カード本体ICには預貯金額や健康情
報といった重要な個人情報は保存されていません。
また、利用者証明用電子証明書のパスワ
ードは3回、署名用電子証明書パスワード
は5回連続で間違えるとロックがかかります
マイナンバーカードにはこうした
セキュリティ対策があります。
今持ってるクレジットカードやポイント
カード、スマホまで個人情報がいっぱい
詰まってます。
セキュリティがマイナンバーカードより
脆弱なカードはたくさんあります。
なぜマイナンバーだけが危険視されるのでしょうか?
それは新しい、分からない物は有無を言
わさずに拒否するという悪習です。
日本は遅れている
海外在住日本人46名に聞いたアンケートによると
移住先の個人番号に比べて日本はという問いに
・はるかに遅れているが67.4%
・やや遅れているが26.1%
と9割以上が遅れているとの回答
住んでる国の個人番号取り扱いに対する
信頼度は
・非常に信頼できる 43.5%
・どちらかと言えば信頼できる 39.1%
と8割以上が信頼できると回答しています。
9割以上の人が利用頻度は高いと回答して
いるので、利用頻度が高く信頼している
便利なシステムである事が分かります。
↓↓参照ページ↓↓
【6カ国】世界から見る日本のマイナンバー制度。海外在住日本人46名が語る「移住先の個人番号制度とマイナンバーの違い」
マイナンバーカードのこれから
保険証の一体化以外にマイナンバーカード
で導入予定されている事があります。
・お薬手帳の電子化
紙ベースのお薬手帳が保険証と同時に電子
化されて記録されます。
→緊急入院した時など同時服用不可能な薬
を認識してもらえるのは安心です。
・運転免許証との一体化
免許証の住所変更が自治体への申請だけで
できるようになり、免許の更新も居住地外
でもできるようになります。
→免許の更新が住民票のある都道府県しか
できないのは不便でしたが解消しそうです
・引っ越しに伴う変更
住所変更、電気、ガス、水道の手続きが
オンラインで可能になります。
→別々に手続きはかなり面倒だったのが
時間と手間の節約になります。
・民間サービスでの本人確認
銀行の口座開設や保険の契約時に本人確認
としてカードを使用して簡潔に契約できる
ように民間でも利用の拡大しようとしています。
→書類を取り寄せたり、何枚も本人情報を
記入しなければならない手間を省いてくれます。
・その他手続きなど
子育てや介護、災害などの補助金や給付金
などの手続きもマイナンバーカードひとつ
で完結できるように検討されています。
→手続きしなくても給付してもらえるのは
忘れないので便利です。
・マイナンバーカードのスマホ搭載
スマートホンにマイナンバーカードの機能
が搭載されます。
※iPhoneは予定、現在はアンドロイドのみ
→日常使用しているスマホを持っていれば
OKなのはありがいです。
色々とメリットを上げましたが、
一番のメリットはこれらの事務処理を行う
人件費の削減です。
これらのメリットを積極的に周知すると
ともに、人為的な入力ミスや情報漏洩の
対策、そしてそれらを説明する事によって
国民がメリットを最大限受けられるように
情報を整理してほしいです。
私たちは分からないから即反対ではなく
情報を整理して自分たちのメリットとなる
部分は利用して、世の中を活性化していく
事が大事なのかなと思います。