イチロー引退会見で胸に刻んでおきたいこと
こんにちは、「働き方専門カウンセラー」
のとしきです。
先日イチロー選手が引退発表しました。
私より学年が一つ上で同世代なので何か
寂しいものがあります。
彼の実績は言うまでもなく素晴らしいの
ですが、彼が発する言葉も心に残るもの
が多くあります。
そんな彼の引退会見から自分たちにも
教訓となる言葉を拾ってみようと思います。
しんどさをどう受け取るか
イチロー選手のように毎日努力をして頂点
を極めた人はどこか「努力を努力と思わず
に楽しんで練習している」と思いこんでませんか?
実は引退会見の中でこう述べています。
レギュラーで初めて使っていただいたわけですけども。この年までですね、楽しかったのは。あとはその頃から急激に番付を上げられちゃって、それはしんどかったです。やっぱり力以上の評価をされるというのはとても苦しいですよね。だから、そこからは純粋に楽しいなんていうのは、やりがいがあって達成感を味わうこと、満足感を味わうことはたくさんありました。じゃあ、楽しいかというとそれとは違うんですよね。
プロでレギュラーになってからは
「力以上の評価をされるのは苦しい」と言っています。
さらに今回の開幕シリーズについても
純粋に楽しいということではないんですよね。やっぱり、誰かの思いを背負うというのは、それなりに重いことなので。そうやって一打席一打席立つことって簡単ではないですね。だから、すごく疲れました。
イチロー選手ほどの人物でも努力の過程は
特にプレッシャーに関して苦しいし、思い
を背負うのは辛かったんですね。
普段、会社で働いていても同じかと思います。
自分の実力以上のことを期待されるときは
「正直辛い」です。
ただ、その時を乗り越えた時の達成感や
満足感がとんでもなく人を成長させるのです。
私も以前会社でプレゼンをした時
「会社の命運がかかってるんやぞ!!」
と怒鳴られたことがありました。
この言葉プレッシャーに感じると潰れそう
になりますが、それだけ期待されていると
と考え直すと落ち着きました。
一方でイチロー選手はこうも話しています。
僕、我慢できない人なんですよ。楽なこと、楽なことを重ねているという感じなんですよね。
重ねていくこと、つまり素振りや練習など
かと思うんですが、これに関しては楽な
こととして重ねて行ってきている感じです
プレッシャーはしんどくても練習がそれを
解消してくれるのを知っているので、その
練習を楽なこととしてこなしていく。
普段の積み重ねは楽しいことに工夫して
継続していくのが仕事をする上でも大事なことです。
他人の方が優れていると思ったら・・・
イチロー選手は野球が大好きなので監督も
当然したいものかと思っていました。
でも、会見では将来について聞かれたとき
にこう答えています。
監督は絶対無理ですよ。絶対がつきますよ。人望がない。本当に。人望がないですよ、僕。
あれだけの選手が監督は無理と答えている!!
しかも自分に人望が無いと・・・。
よく考えると、自分の事を常に冷静に見て
いて、自分にできること、できない事を
きっちりと分けているのかなと。
監督は自分一人の努力ではどうにもならな
い部分も多く含まれています。
数々の監督を見てきて彼なりに自分はでき
ないと判断したのでしょうね。
会社でも同様でできない(苦手な)仕事は
人に任せることは必要です。
自分の努力で最良の結果を出せる仕事なの
か他人の方が優れているのか・・・
他人が優れていると思ったら意地を張らず
に仕事を譲ることです。
自分自身を知る
イチロー選手の会見から
・やれる事を楽しく重ねて、プレッシャーを乗り越える
・他人の方が優れていると思ったことは譲る
・他人の方が優れていると思ったことは譲る
といことを書いてきました。
これを実践するためには・・・
自分自身を知ることが大切です。
自分が何が得意でどこまで努力している
のかは自分にしかわかりません。
常に自分自身を見つめてやることを積み重ねていきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。